雨でも晴れでも

アイドルのこととか

映画「マッチング」ネタバレ込みの感想感想

映画「マッチング」のネタバレ有感想

パンフも小説版も読破し、コメンタリー上映も鑑賞

ネタバレ込みの感想です


輪花
舞台挨拶で佐久間くんも言ってたけど、居酒屋で「焼酎水割り梅入り、あとししゃも!」のやさぐれている輪花はおもろい。箸で梅をグチャグチャしてるところとか
あと、水族館でクリオネの水槽を見て「ちっちゃ」て低い声で言う声とか、初対面の吐夢のヤバさに対するあからさまな顰めっ面も、いつもの「良い子の土屋太鳳ちゃん」からかけ離れててよかった
私服もパンツスタイルが多くて、あんまりおしゃれさんって感じはない印象。でも吐夢との初回デートはスカートだったね。趣味とかないのかな
終盤にかけてドンドン表情が死んでいくのがよかった
黒ばっか着ていた男にいきなりピンクのジャケットをプレゼントする感性おもろい
またクリオネの捕食が見たい輪花好き


吐夢
プロフ写真誰が撮ってくれたの?
施設育ちの孤児で、なぜ名前が吐夢になったんだろ。節子がつけたんじゃないよね
なんで病むほど愛した男の子供なのに、コインロッカーに入れられたん?
会社の車のナンバーが106でトムじゃん! ってなった
怪しいとみけかけ、危害を加えないピースフルなストーカーかと思えばやっぱりシリアルキラー
佐久間大介はピンクがトレードマークの男なのに、最後のピンクちっとも似合ってなくて良かった。あれは吐夢だから似合ってない
小柄で喧嘩も弱そうなのに、どうやって連続殺人できたのかって思ったんだけど、小説読む限りスタンガンか……。吐夢がアプリ婚連続殺人の犯人って分かったあと、確かに片岡夫婦の現場は単なる模倣犯で芸術点低いもんなって思ったよ
ファン目線だけど、吐夢ところどころめっちゃ美しい。うわ、綺麗……! てなったもん
作業服脱いで髪の毛バサバサってするところが好き
輪花の写真欲しがるの好き。断られてショボンってなるのかわいい
輪花の手を引いて階段を駆け下り、輪花を説得しようとするシーン好き!
影山と取っ組み合いをして、地面に転がってナイフを止めているときの歯を食いしばってる人間っぽい表情好き!
最後のカメラ目線の笑み、ちょっと演出としては古い感じなのが逆に良い!
映画史のシリアルキラーのリストに永山吐夢が入ったのならとてもうれしいな
クランクアップのワイドショーの時に背中にハサミが刺さっているのを目撃してしまったので、死ぬんじゃないかと心配していたから生きててよかった

影山
金子さんってキャバリア(小型犬)みたいな顔している
服がちょっとダサいのかわいい
影山もめちゃ不器用なんだろうな、輪花の抱きしめ方が「信用されるためにやってる」にしても、いつもなんか不器用
子役と顔とスタイルがめちゃくちゃ似てる
「すくすく育ちやがって」←ちょっと笑った のうのうと、とかじゃダメ?
扉で腕バーンされたの地味に痛そうだった。あれどうやっているんだろ

芳樹
全ての元凶
それなのに「さっきゅん」って呼びながら、あんなにニコニコ番宣に出ていた杉本哲太さん
パンフに首吊りシーン切り抜かれているの笑う
チャット画面、ノリノリで鎌倉デート提案しててクソだった
小説版読むと、お金が工面できなくて仏壇が用意されなかったの切なかった
25年前の役者さんにすごい似てて、ご本人かと思った

節子
ダイナミックハイテンションリストカット
あそこが一番苦手なシーンなので毎回視線を逸らしてしまう


全体感想
映画として荒っぽいところもある
(壁に貼ったままの25年前の絵が綺麗すぎる、唯島家の生活感は良かったけど、25年前に母親が出て行った家には見えない、若くない女性がいる内装 いくら「アプリでかっこつけたくない」としても小説版では酒飲んで寝落ちたあとに写真撮ってる。あまりに盛れなくない? 浮気すったもんだあったといえ、突然母親が失踪したら探すやろ 25歳で金髪の吐夢はアプリでも地雷ではないか? 特殊清掃の現場に部外者の輪花が入っていく謎 小説版でウエディングプランナーに復職できてるのすごい)
匂わせ方が丁寧過ぎるところもある
(吐夢は節子の息子ですよ〜とか、クローバーをアピール)
けど展開がスピーディーで映画としてのパワーがあった。ジェットコースターから降りることなく、観終わっておもろかった! が最初に出るから良い映画だったと思う
エンタメとして重要なことだと思う!  我々はキャストとか予告からある程度想像してしまうけど、海外初見勢だったらもっと楽しめる?
小説を読んだ感想として、もっと西山茜に活躍してほしかったな
こんな演技力のある俳優さんが揃い踏みの映画に佐久間くんをオファーでキャスティングしてくれたの嬉しい